初めてサピックスの公開模試を受けたのが半年前、4年生の秋でした。
日能研とは問題傾向が違うかなと思い、受けてみることに。
範囲もない、他塾で出題傾向も違う状態でまさに実力診断ですね。
(息子が5年生の時、2016年の体験談です。)
やっぱりサピックスはレベルが高かった
テストの受け方もいつも通塾している日能研とは違う
息子に、「途中でお腹が空くかもしれないから何かおやつを持って行く~?」と聞いてみました。
すると息子が
「前回の時、サピックスは休憩時間に食べることは禁止で飲み物も少しだけって言われた。テストの間も5分くらいしか休憩ないし、トイレも急がないといけないから。だから食べないし、おやつはいらない。」
という答え。
そうだったのね・・・。
日能研でもおやつ禁止の教室もあるというのを聞いたことがありますが、息子が通塾している校舎は休憩時間のおやつはOKなんです。
お友達とおやつ交換をしているくらい。。。
しかも、息子いわく、
「サピックスはテストが始まる前に『名前を書いてください』って言われて書いたらすぐに『はじめ!』って早いんだよ。」
とのこと。
テストの受け方からして違いがあるんですね。
それが習慣化していたら、精神的にも鍛えられそうです。
これはほんの一部の出来事ですが、サピックスは厳しい、日能研は和気あいあいと言われている塾のスタイルなのかもしれませんね。
SAPIXオープンテストを受けた感想
テストを受けて帰ってきた息子の感想は
難しかった~!出来た気がしない・・・。
と完全に手ごたえがなかったようです。
私が「転塾する?入室基準の点数があれば、転塾出来るよ」と冗談で聞いてみると、「やっぱり日能研の雰囲気が好きだし、日能研で上を目指すよ」と懸命な答え。
算数は私からすると、基本より応用問題が多い気が・・・。
国語は本人なりに漢字は書けたそうですが、読解の文章がなんと10ページ半!!
これはまたすごい量です。
理科はまだ日能研ではやっていないてこの原理がでていたり、記述が多かったですね。
社会は写真を使って文章の穴埋め問題や資料を使った記述問題でした。
まだじっくりと復習をしていませんが、復習のやりごたえがあり、時間がかかりそうです。
結果はというと・・・
息子の成績はというと、
う~~~ん・・・
なんとも言えません。
算数・理科・社会は平均くらい、国語は底辺のような感じでございます。
サピックスも子供の解答用紙がスキャナで読み込まれ、そこに丸やバツがつき、正解率もでています。
しかも、日能研より細かいと思ったのが漢字の採点!
息子は「席」という漢字を書いてはいたのですが、右下がはねていなかったんです!
しっかりとそこに点々の丸をつけられて正解とはなりませんでした。
90%の正解率の問題を、字の雑さで取りこぼしたのですから、これは注意ですね(怒)
理科・社会の記述はほとんど空白になっていたので、点数になりようがないのもしょうがない状態でした。
まとめ
オープンテストの結果がネットにアップされて見てみると、受験の人数が3700人と少なかったようです。
サピックスでも申し込み制だったと聞いたので、これを無意味ととるか、模試の中身が重要ととるかですが、我が家としては受けてよかったと思っています。
まだ過去問や入試対策をしていませんが、問題傾向も色々な形があるということを知ってほしいと思っているので、よい機会でした。
ただ、びっくりしたことは、サピックスの「2016年第1回志望校判定サピックスオープンで使用した80%判定偏差値表」というのがあるのですが、この偏差値がなんだかすごいんです。
何がすごいって・・・日能研の偏差値票で60クラスの学校が50前半になっているんです。
ということは、サピックスで偏差値50というとすでにレベルが高いということなんですね。
この状態で偏差値60~70を目指しているお子さんは我が家ではうひょ~!という感じです。
だんだんのんきなことも言っていられない5年生ですが、お次は四谷大塚の全国統一テストや秋以降の志望校別など自分の位置を確認しながら頑張ってもらいたいと思います。