中学受験の学校選びのポイント!大学入試が大きく変化!6年間で子どもをどうやって育ててくれる?

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中学受験の学校選びで大学入試まで考えているか?アイキャッチ

中学受験をするということは、親として子どもの大学までの道のりも考えているかと思いますが、今の大学受験事情までしっかりと把握しているでしょうか?

私が息子や娘の中学受験の時は、目の前のことに精いっぱいで、学校選びでは大学進学のことまでは、ざっくりとしか調べていませんでした。(大学への進学率、理系・文系にわかれるのはいつ、大学付属の学校の内部進学状況など)

我が家では妹が高校2年生なのですが、大学受験が目の前となり、親の時代とは違う入試方法に驚くばかり

しかも教育課程の変わり目でもあり、情報収集が大変です。

わたし

インターネットもあるから情報は集まりやすいのでは?
私の時代は情報誌で探しまくりだったけど・・・。

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目次

大学受験の入試方法について簡単に

妹は私立中高一貫の女子校ですが、学校から大学受験情報をこまめに発信してくれるものの、志望校選びは本人次第。

中学3年生くらいから大学受験に向けて動く

中学3年生の時から、学校の指導で進路や大学について、具体的なリサーチ練習や将来の方向についての意識確認を繰り返してきました。

学校での行事、先生からのメッセージ、面談、作文、卒業生との交流、企業との探究など、いろいろな所で少しずつ、「自分の将来について考えていこう」ということを促してくれていたので、くねくねと方向性を変えつつも、やっと自分がやりたいと思っていることの軸が決まったところです。

高校生から濃く深く大学リサーチ

娘の学校では高校2年生で文系、理系に分かれ、授業の選択科目も生徒によって変わります。(文系なら日本史やor世界史など)

今後は具体的な志望校や学部を絞り込んでいく段階になってきました。

わたし

いやぁ、これがまた大変!

・娘は私立文系なので科目は少ない方。国公立の子はもっと大変。

・行きたい学部が自宅から通えるか?(自宅希望・学部によって校舎が異なる、学年途中で変わることも)

・学部名がカタカナでわかりにくいことも(私の時代はオーソドックスで学部名からわかりやすかった)

・入試の日程(複数の受験日が設定されているところもあるが、定員数が分散される)

・入試方式が多種多様(指定校推薦、総合型選抜、学校推薦型選抜、公募制推薦、一般、共通テスト利用など)

・外部の英語検定を入試に利用できるか(例えば、英検のスコアが〇〇なら△点とみなすなど)

・総合型選抜は専願か併願か

私は私立理系だったので、国公立はよくわからないのですが、今の大学受験は複雑です・・・。

大学入試の総合選抜について

中学受験の学校選びで、ここまで大学受験について調べる必要はないとは思うのですが、知っておくとよいだろうなと思うことがあります。

それは、大学受験の入試方法にある「総合型選抜」について。

AO入試は?総合型選抜とは?

わたし

昔よく言われていたAO(アドミッション・オフィス)入試?

私が学生の頃は、何かに秀でている特技を使って大学に入れる・・・ということが話題になっていましたよね。

2021年に名称が『総合型選抜』に変わりました。

「大学の求めている学生像」にあっているかを評価する入試です。

総合型選抜入試は、一般入試よりも早く行われ、年内に決まるもので、学科試験ではなく大学、学部ごとに様々あります。

例えば、小論文、部活動・委員会・探究活動・ボランティアなどのレポート、プレゼン、企業研究、ディベート・・・さらに前提条件で資格が必要など、学科試験とは異なる勝負となります。

一次、二次となると、2か月かかることも。募集人数も少ないですが、評定平均が定められていない学校もあり、1つのチャンスとしてチャレンジし、不合格なら一般受験にという流れができてきているのかなと思います。

総合型選抜を想定して準備&力をつけておく必要

娘の学校でも、1/3は指定校推薦や総合型選抜、公募推薦などで年内に大学が決まるそうでして・・・。

となると、総合型選抜に対応できるようにするためには、数年がかりで子どもが積み上げていかなくては急に力はつかないわけです。

高校3年生になって、慌てて「総合型選抜入試」を受けたいと思っても、高校時代に何もしていないと、対応ができないということですね。

そこで中学受験の学校選びにおいて、学校の英語、国語、数学、理科、社会系以外でどのような取り組みが行われているか?工夫をしているか?が気になるところです。

学校が6年間でどのように子どもを育ててくれる?

「探究活動」は学校によって大きく違う

小論文については国語の一環で行ったり、別枠で対策が行われることもありますが、学校で対策をしてくれなければ、個別で塾や通信教育を利用することも可能です。

そして注目されているのが「探究活動」。自由研究を深堀した感じでしょうか。

2022年度から高校で「総合的な探究の時間」が始まっていますが、内容は学校によってさまざま。

学校側が用意したいくつかのテーマから選択して取り組むスタイル、グループごとに行う活動、小論文やプレゼンの表現練習など、授業の一環で行っています。

なので、授業でやったことが大学受験の総合型選抜に使えるか?

学校によっても大きく異なるかもしれません。

探究の中身の濃さはサポートで差がでてくる

大学付属の中高一貫校でも、そのまま大学に進学することが多いのか、外部受験をすることが前提なのかでも、学校によって力の入れ方とか工夫の仕方に違いがあるかと思います。

あとは、個人で興味があることや社会問題になっていることなどについて探究し、課題解決を考えたり自分でビジネスプランを考える・・・

わたし

なかなか難しい取り組みですよね・・・

子どもだけで探究活動は難しいものです。方向性が間違っていないか?どこでつまずいているのか?誰かのアドバイスが必要になります。

一言で探究活動と言っても、内容の濃さは

本人の力、学校のサポート、親の協力・・・によって

差が広がるなと感じます。

娘曰く、『探究は自分の興味があることならば面白いけど、入試に関係するからしょうがなくとか、与えられたテーマで決められたことをやる制度なら、負担』とのことです。

わたし

ただでさえ受験勉強があるもんね。

時間がかかる探究活動

探究活動は小学校時代から始まっているようですが、大学受験に特化した塾も出始めています。

学科の勉強以外に、時間がかかる探究活動。

大学受験でどう使えばよいのか先がわからないからこそ、事前に幅を広げておく、力をつけておく必要があります。

学校はどうやって導いてくれる?

ボランティア活動についても、就職活動をする大学生だけでなく、大学受験をする高校生にも有利と言われ、高校生は熱心に勉強しているだけではダメなようです。

もしくは、部活動や委員会。ただの参加者ではなく、どのような役割で課題は何で、どのように解決していったか・・・という内容が大学受験の総合型選抜入試では求められます。

忙しすぎますよね

そうなると、親もやったことがない探究活動、ボランティア活動、小論文・・・色々な経験を早くから意識してくれる学校は有難いかもしれません。中高6年間だからこそ、できることもありますし。

しか~し、

・少人数のグループで行っている

・高校で1年間かけて行う場合や、2年間かけて行う場合もある

・中学の時から準備が始まっている学校もある

などなど、学校によって本当に対応が異なります。

学校選びは高校にも注目してみてください

お子さんが小学生の時に、そんな先のことなんて想像できないし、よくわからないですよね・・・

私も、わが子がそんなお兄さん、お姉さんになる姿も想像できないのに、わけわからないんですけど・・・という状態でした。

学校選びの際、中学だけのことだけでなく高校にも目を向けてみるとよいかもしれません。

ついつい、

わたし

中学生になったらこんな感じなのね~
楽しそうでいいな~

となりがちですが、中学から高校にかけて、6年間でわが子をどのように導いてくれるのか?

ちょっと見る視点を考えてみてください。

ありがとうございました♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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