子供っていつか怪我をするかも?という心配は常にあります。相手を怪我させてしまったり、物を壊してしまったり・・・親が注意を払っていても、常に一緒に行動するわけでもなく、小学校へ入学すれば登下校も心配です。
我が家では、子供が小学校に入学してから県民共済のこども保険に加入していました。
今まで何事もなかったのですが、息子が小学校卒業式の数日後、なんと初骨折~!
子どもが骨折した時に、どのくらいの期間がかかって、保険がどう適応されたか、いくら振り込まれたか、体験談として書きたいと思います。
子供の骨折
中学校の入学式に間に合わない!
息子がお友達と遊びに行った先で、転んで手をつき、左手首と手首に近い腕を骨折しました。
小学校の卒業式が終わり、春休みに突入してすぐです!
かなり痛がっていたので整形外科へ連れて行くと、ポキッと折れたわけではなく、枝がしなってさけたような骨折ということでした。
4月の始めには、中学の入学式があるのに、いきなり三角巾をつけて登場???
病院の先生に相談したところ、
とのこと。
ギプスって、もしかして、あの石膏でガチガチのやつですか??
中学の入学式で制服の袖が入らないと困るんですが、1ヶ月は外せないですよね?
と、頭ぐるぐるな私。
と、言いながら簡易ギプスをつけて包帯グルグル巻いてくれて、息子は白い三角巾をつけた骨折生活となりました。
骨折の便利グッズ【防水のシャワーカバー】
左腕の骨折と言っても、やっぱり色々と不便ですよね。
包帯グルグルで巻いているだけですが、ギプスは外せないので、やはりお風呂が困ります。
最初は、タオルやサランラップを巻いて、ビニール袋をかぶせて水に濡れないように工夫をしたつもりでしたが・・・大変でした。
そこで、ネットで便利グッズを探してみると・・・
いい物がありました!
裏返しにして干しておけば、何度でも使えます。
今は、間口が伸縮性のシリコンで水濡れをガードしてくれるようです。アマゾンでは口コミも多く、進化しているようですね。
骨折の便利グッズ【アームホルダー】
もう一つ気になるのが、白い三角巾。
いかにも骨折!で目立ちますし、中学校が始まってからの白い三角巾は嫌だよね・・・と思い、調べてみるとなかなかよいものを発見!
白い三角巾だと、結び目が首に当たって痛いと言っていたのですが、このアームホルダーは装着も簡単でメッシュだし、首も痛くないし、手先も出せるし、目立たず扱いやすいので、買って正解でした。
完治するまでに時間がかかった
ポキッと折れた骨折ではありませんでしたが、2週間くらいに1回は通院し、レントゲンで骨の腫れ具合を確認しました。
結局、42日間ギプスをつけた生活、ギプスを外した後もしばらくは包帯をして、左腕は使わないようにということで完治まで約2ケ月かかりました。
なんだかんだと、長かったな~
と感じます。
痛みは減ってきたものの、触られたり、角度を変えると痛いという状態でしたが、ギプスを外して少しずつ動かしているうちに痛みはなくなったようです。
中学校の入学式は、ワイシャツも制服の冬服も、まだダボっとしていたのでギプスをしたまま制服が着れて助かりました!
最寄りの駅まで自転車通学の予定が、ギプスが取れても自転車は乗っちゃダメということで、私が車でずっと送迎(泣)
このまま車での送迎が癖にならない??
体育もしばらく見学で右手でできるカラーコーンの移動とか、ストップウォッチ係でお手伝いだったそうです。
子供が加入していたこども保険
加入していた保険の保障内容
我が家は千葉県在住なのですが、子供たちが小学生になってから千葉県民共済に加入していました。
こども1型のタイプで、掛け捨て月々1000円のプランです。
電話で骨折の場合に何か申請ができるか聞いてみました。
怪我をした日時、病院へ行った状況などを説明し、14日以上入・通院されたか確認がありました。
えっ?通院としてはレントゲンを撮りに行ったり、包帯交換の5回程度だから無理??
すると、
骨折などでギプス等の固定具を常時装着している場合、通院とみなせる
そうなんです。
おぉ~!
こども1型の通院(交通事故・不慮の事故)は1日2000円の共済金が保障内容となっています。
(※最新情報はご確認ください。)
請求をするための申請
県民共済に電話で話をし、申請手続きの用紙を送ってもらいました。
事故状況報告書、承諾書、共済金支払請求書の用紙、診断書の4枚の書類が入っています。
その中の診断書を通院していた整形外科の病院へ持って行き、必要事項を記載してもらいます。
通院していた病院で診断書をか書いてもらうのに、約2週間が必要で、自費料金が6,500円。
学校関係の日本スポーツ振興センター災害給付制度の請求として必要ならば、無料という料金設定でした。
息子は学校内での怪我ではないので、自費料金の6,500円を支払い、県民共済で指定された診断書を書いてもらいました。
振り込まれた金額
対象期間は、通院5日+ギプス(シーネ)装着42日。
調べてみると、ギプス装着をしている期間の通院は「装着と通院」でカウントがダブってしまうので1日とみなします。
診断書にも記入箇所に区別がありましたが、
患者が取り外し不可の石膏ギプスおよびプラスチックキャストは固定具装着期間の全期間が通院扱い
患者が取り外し可能なギプス以外の固定具(シーネなど)は30日間(ただし、手指・足指の場合には14日間)が通院扱い
ということでした。
我が家の場合は、取り外し可能なシーネという固定器具だったので、最大30日分の通院+シーネを外してからの通院3日分ということで、6万6千円が振り込まれていました。
わぉ~!
予想していなかった金額にびっくりです。
(子供が怪我をしたんだからね・・・喜んじゃダメ???)
病院で書いてもらった診断書が6,500円で高かったけれど、申請しないともったいないですね。
※保険会社や保障内容により異なりますので、各保険会社にご確認ください。