息子はお試し受験にチャレンジをしました。
ついこの間まで生活態度も悪く、塾にも行かず、発達障害で気持ちのコントロールが難しいことが原因で色々な悩みをかかえてきました。
まぁ、すぐに出来るようになったわけではありませんが、成長した部分がたくさん見えています。
そんな中で「志望校の偏差値を下げて無理をしない」という話から、「やっぱり自分が一番に行きたい学校を受ける!」という話に変わり、やっと過去問などに本腰で頑張り始めた状態でいました。
準備不足でしょぉ~!と思いつつ、お試しで初受験してみることになりました。
受験本番の前日の過ごし方
入試前日の過ごし方は、みなさんそれぞれだと思うのですが、さて・・・うちはどうしようっか。
一応、地元の神社へ行って祈祷してもらったり、絵馬を書き、お守りをいただきました。
息子は過去問をやったり、ちらほら問題を解いていたのですが、「リラックスするために温泉に行きたい」という要望が。
そんな発言している時点で、だいぶリラックスしているんですけどぉ~!
近くに、スーパー銭湯があるので、主人と3人で温泉へ。
その後、夕飯はやっぱりとんかつ?と思いきや、息子の要望は
「揚げ物はお腹にもたれそうだから、豚しゃぶの食べ放題に行きたい」
というリクエスト。
おぉ~い!食べ放題の方がまずいんじゃないの?
と思いつつ、息子の大好物なので食べに行きました。
受験当日は、朝6時に起床なので、早めに支度をしておやすみなさ~い。
ところが、、、緊張していたのか、息子が夜中に
「怖い夢みちゃったんだけどぉ~・・・」
と起こしにきて二度寝。
なんだかのんびりしつつも、気持ちが落ち着かない・・・。
受験日の当日
当日の朝
朝、6時起床なのに息子は目覚ましで起きず・・・。
「みんなね、朝は頭をすっきりさせるために計算問題とかやってから受験会場へ行くらしいよ」
という私の言葉に、息子は
「んじゃ、少し勉強してからいこっかな」
と言っていたじゃないか・・・。
起きやしない・・・。
しかも、まだ外は暗いし、寒いし・・・。
なんとか目を覚まさせて朝ごはんを食べさせねば!!
朝ごはんは、ヨーグルト、少しのパン、バナナ、リポビタンキッズくらいでギブアップ。
お昼過ぎまでの試験なので、少しでも多めに食べてほしかったのですが、なかなか食欲がわかなかったそうです。
受験会場へ
受験をする学校へ向かう途中、息子は「帰ったら何していい?」発言。
自由時間が欲しいということをアピールしているのですが、ストレートに言ってこない。
「試験終わったら、お昼ご飯食べて、そのまま日能研へ集合って言われているよ」
と言うと、
「それはわかってる。その後の時間だよ~」
と、何を言っているんだか状態で受験会場へ到着しました。
門のところにはズラリ、各塾の先生方が両脇に並び、息子は日能研バッグを背負っていたので、順番に日能研の先生たちと握手。
その中に、普段、社会の授業でお世話になっている先生も応援に駆けつけてくださっていて、声をかけてくれていました。
中に入っていくと、教室の案内プリントが手渡され、外で保護者・受験生が別れます。
息子とは握手をしましたが、すでにうわの空で、案内プリントを見ながら自分の教室を探すモードに頭がいっちゃってる~!
親の方を振り向きもせず、案内プリントとにらめっこしながら、校舎内へ入っていきました。
まぁ、そんなもんよね。
受験の待ち時間
約4時間、さて保護者はどうするか・・・。
学校が用意してくださっている部屋で待機もできますが、主人が休みを取ってくれていたので、一度、自宅の最寄り駅にとめていた車を取りに戻りました。
親って待っている間は現実、何もできないですからね。
しかも、何かをしようにも落ち着かないです。
試験終了後
試験が終了し、次々に子供たちがでてきましたが、待ち合わせ場所を決めておかないと、合流が大変です。
私、目立つ真っ赤なコートとかの方がいいかしら・・・と思うくらい、人でごちゃごちゃしました。
こういう時は、
「どうだった?」
と聞くのは良くないと聞いたことがあったので、
「お疲れさまでした~!」
と一言。
すると、息子から、
「あのね、算数でテストが終わった後に1問解けた」
と話し始めてきました。
私、勘違いして
「え~!ぎりぎり1問解けてやったね!」
息子
「違うよ。終わった後って言ってるじゃん」
私
「え~!!それじゃぁ点数にならな~い」
という会話。
やっぱり心臓に悪いから、それ以上言わないでおくれ。
お昼ご飯をどうしようかと決める時、息子は
「豚しゃぶの食べ放題がいい。頑張ってきたから好きな物が食べたい。お腹ぺこぺこ~。」
という、のんき少年。
また豚しゃぶですか??
結局、和食屋さんで豚しゃぶを食べておりました。
入試後は日能研で答え合わせ
先生たちが待機しているので、入試後は日能研へ行くことになっていました。
初めてのことなので、どれくらいの時間がかかるのか、何をやるのかわからず、私たち親は、近くのファミレスで待機。
(駅から遠いため、いつも車で送迎しているので。)
息子から連絡があったのは、2時間後でした。
何をやってきたのか聞いてみると、
・塾では同じ解答用紙があったから、そこに自分の答えを書いた
・先生たちも問題を解いて、その他の校舎の先生たちと答えを照らし合わせていた
・それで丸付け
・その日にいくつかの学校の入試があったので、他の学校の入試問題も見せてもらった
という感じだったようです。
帰宅後はのんびり
帰ってきてからは、のんびりしましたが、実際に丸付けをしてきた解答をみて、ちょっとびっくり。
算数と理科が文句なしで良い点数、国語と社会が微妙であとは平均点次第??
初受験の結果発表
私も主人もなかなか寝れませんでした。
もしかして、もしかして??という思いと、厳しいよねという思いと、過去問で少しずつ国語の力はつけてきたけど、やっぱり力不足、社会の正解ももうちょっと欲しいよな、そんな甘くないよねという思いでドキドキでした。
当日の朝、学校のホームページで受験番号を確認できます。
発表方法は学校に掲示のみ、学校に掲示とホームページに掲載、パスワードありなし、色々な形態に増えました。
時間になってからドキドキして、息子とホームページを見ましたが、番号はありませんでした。
パッと目に飛び込んできた数字の確認で、一瞬の出来事でした。
中学受験を初めて体験して
苦手な社会と国語を、理科と算数でカバーできず、やっぱり、国語と社会から逃げていた結果があらわれたと思います。
ずっと苦手な国語でしたが、過去問をやるうちにコツをつかみ、徐々に点数をあげていったものの、平均点より大幅アップはできず・・・。
残念だった結果を自分で塾に伝えていました。
まぁ、塾に行かなかったり、家でもなかなか切り替えができずにいたこの1年、みんなより勉強不足なのが現実です。
息子も、いつもの公開模試みたいで緊張しなかったとは言っていましたが、あっという間に駆け抜けた1日でした。
この入試が連日続くかと思うと、親子で体力勝負、気持ちの勝負となりますね。
この後、息子のモチベーションがあがるのか、ペースダウンするのか、微妙なところです。
とっても寒かったので、防寒対策は必須です。