我が家の息子、ADHD不注意型(発達障害)の6年生。
大好きな理科をいっぱいやりたい、行きたい学校があるという本人の希望で中学受験のために日能研に通塾しています。
が・・・、そりゃ、もう大変な道のりの真っ最中でございます。
日々、色々なことがありすぎて書ききれませんが、母として自分が壊れないように必死な状態。
心が重いので、せめて夏だし髪を軽くしてみよう!と、15年ぶりにばっさり切りました!
現実、髪は軽くなっても心はやはりどんより~ですね(笑)
親子で不安と葛藤
先が見えない不安
私自身、自分でも言うのもなんですが、ずっと真面目なタイプで型からはみ出ないように我慢強く生きてきたかなと思っていました。
色々な発想が逆にできず、面白いタイプではなかったので、良くも悪くも普通の子ですね。
そんな私が母になり、息子が生まれてからはどんどん強くなる母としてパワーアップしてきました。
しかし、子供の成長とともに、自分の想いとは違って対応してくる息子にとまどいの日々。
>>色々と悩んできた出来事
ただでさえ大変な中学受験に向かっているのだから、余計に負担なのもわかっていますが、これが高校受験になってもまた違う問題がでてくると思っています。
先が見えないからこそ子供の成長の楽しみな部分と不安な部分がもうごちゃまぜです。
気持ちの切り替えができない息子
コンサータという薬を飲むようになってから、だいぶ精神的にも落ち着きましたが、薬ではどうすることもできないのが息子自身の気持ちの切り替え。
塾へ行こうと思って車に乗るのですが、塾の前に着くと、車からなかなか降りず・・・。
小学校への不登校はなくなったのですが、塾に関してはなぜか行くことにすんなり出発できないんですね。
本人は、「頭でわかっているんだけど、気持ちの切り替えができない。もうちょっとしたら行くから待って!」と言って、自分の中で葛藤しているんです。
母としてはその気持ちがわからず、「行かないなら帰るよ!」とか、塾の先生に迎えに来てもらって行くということがありましたが、やっぱり自分の意志で行けないなら塾に行く意味もないし、お金も時間ももったいない!と息子と何度も話しました。
しかし、息子は「みんなだって苦手なことがあるだろうし、自分にとっては気持ちの切り替えが問題だとわかっている。何とかしなきゃと思っているから、もうちょっと待ってほしい」と言います。
こうやって言ってくれるので、親として理解してあげようと思うのですが、何日も塾の遅刻、欠席、テストの後日受験、テスト受けず・・・これで良いわけないよなぁと葛藤です。
子供と母の葛藤
所詮、塾は習い事なので、子供がいかないなら辞めさせてもいいじゃないか、お金や時間の大切さ、親の協力のありがたさがわからないのは問題、自分からやりたい時になってからやらせたらいいじゃないか、根本的に塾なんて本当は行きたくないんじゃないか、受験はしたいんじゃなくて、親のプレッシャーで嫌々やっているんじゃないか、子供の言いなりになっている親が甘いんじゃないか、そうは言っても、親が受験をしてほしいから無理させているんじゃないか・・・
色々なことを考えました。
ネットの口コミで色々な相談を参考にさせていただきましたが、やはり様々な回答を私も読んでいて、どれもわかります。
ごもっともです。
我が家だって、お金に余裕があるわけでもなく、子供にどうしても中学受験をさせたいわけでもなく、できれば夢中で好きなことに出会った時に応援したいと思っています。
しかし、息子自身の中で何にこだわっているのかよくわかりませんが、学校の中でのプライド、行きたい学校へのあこがれ、勉強や塾が嫌いなわけではない、ただ気持ちの切り替えができないことに葛藤しているようです。
母だって泣く!
精神年齢が低いと言われている中での中学受験勉強、本人が「やる!」と言っていることに親として全面協力をしていますが、そうは言っても塾へ行ったり行かなかったりとなると、中学へ行っても苦労するだけ、高校進学ができないという不安がもちろんありますし、覚悟しなくてはいけないと思っています。
特に息子の場合は、頭の回転が早く、口も達者なので、かなり手ごわいんです。
親の痛いところもついてきます。
今までは私も、口げんかもしましたし、取っ組み合いのけんかもしました。
しかし、息子がどんどん殻に閉じこもってしまうのを見て、これでは何にも解決できない、将来良いことはないと思って親業ゴードンメソッド講座を受けてから、対応の仕方も変えました。
https://www.ouchistyle.net/2017/07/04/syoubunasihou/
何度も泣き、迷い、主人とたくさん話をしたり、周囲に相談しました。
このまま放っておいて何も口出ししなければ楽かな~と思ったり・・・。
母も強いばかりじゃいられません。
ただの息子のわがままに付き合っているだけなのか、発達障害という子の対応では強制はよくない、自己肯定感を高めてあげるものだという話を聞くと、実際に自分がやっていることがあっているのかどうか、長い目で見るとどうすればよいのか、本当にどうしてよいかわからなくなります。
自分で道を見つける生き方
でもやっぱり母は笑っていたい!
子供って、お母さんが泣いている原因は自分にあるってわかっているんですよね。
私が泣いているのを見て、息子は「なんで泣くんだよ~!」と嫌がります。
子供の前で泣かないようにしていても、やっぱり感情がこみ上げてしまう時もありますし、隠れて泣いても様子でわかってしまって・・・。
ふと、私も「私が泣いていても子供に良いことはない、無理するつもりもないけど、前向きに考えなきゃ!」と思うようにして、顔を洗って気持ちの切り替えをしています。
深刻に考え過ぎてクヨクヨするよりも、非難がましくならないように怒る時は怒り、話し合ったりしながら解決策を見つけていくことがいいよなと思っています。
どんよ~り、イライラ・メソメソしたお母さんなんて嫌ですもんね。
ただ、現実的に私の時間が削られ、気持ちもジェットコースターのようにアップダウンが激しく、色々なことを考えてしまいますが、人生いろいろ~!と思いながら進んでいきたいと思います。
はぁ、それにしても、6年生の夏期講習はちゃんと行ってくれるかなぁ・・・すでにどんより~(笑)