日能研6年生の春期講習が終わり、小学校の新学期が始まりました。
5年生後半からやる気をなくし、逃げモードになり、6年生始めでつまずいた息子。
最悪の状態からちょっと抜け出し、生活が通常モードに戻り、復活しかけた状態で春休みになりました。
https://www.ouchistyle.net/2017/03/25/sin6nenfukkatu/
春期講習はどうなるか・・・。
そんなすんなりと、親が思うような状態にはならないのが子供ですね。
そりゃぁ、我が子のことなのでわかっていましたが、どうにもこうにも自分から動かない・・・。
言っても動かない・・・。
テコでも動かない・・・。
精神年齢が低い息子は自覚がない
中学受験をしようと思ったきっかけ
「中学受験なんて子供にとっては酷で親のエゴ、子供は被害者だ。」というコメントを見たことがあります。
昔に比べて、中学受験をする子供が増えてきたようですが、地域や学校によってばらつきもありますし、子供たちの通う小学校ではクラスに2人くらいしかいません。
中学受験を子供からしたいという子もいると思いますが、だいたいは4年生くらいから親が塾へ行かせることが多いようですね。
中学受験をする目的は、各家庭で様々ですが、我が家の当初の場合は、
本人の気持ち・・・理科が大好き、理科がいっぱいできる学校へ行きたい
親の気持ち・・・精神年齢が低く、小学校でも色々やらかしてきた。公立中学で内申点に影響、親の目から離れる高校受験は楽な方へ逃げそう。中高一貫で設備や理系・文系の分かれ方など魅力的、中学受験を目指す子供たちや塾たちから刺激を受けて、目標に向かう気持ちや成長するきっかけになるかもしれない
など、思いがありました。
新4年生から日能研に通い、ちょこちょことバトルを繰り返し、それでもなんとかやってきましたが、5年生後半にはお互いに負の方向へ。
もがきながらも、目指す方向へ復活したかなと思ったのですが・・・
やっぱりそれは一時的だったと気づきました。
春期講習で逃げモード復活
春期講習には行くものの、家では何も勉強せず、やり残した問題もやらず、春期講習の確認テストへ。
理科、社会はよかったものの、算数と国語が最悪な点数。
そりゃ、意気込みもない、やることもやっていないのだから当然の結果です。
逃げてばかりなのに塾を辞めたがらない
時間になっても動かない、お風呂にダラダラ入る、気分転換に始めたことをやめられない、途中で切り替えられない、人のせい、言い訳、兄弟への八つ当たり・・・
まだ小学生で気分や疲れ、ストレスなどでひたすらまじめに取り組むなんて思ってもいませんが、生活態度があまりにもひどい状況に。
口では、「塾はやめない、中学受験はする」と言うものの、行動はまったく伴っていません。
塾にも相談し、しばらく放っておいたこともありました。
子供の意地?プライド?なんでこんなにこだわっているのか謎でした。
掲示板の書き込みから様々な意見を知った
ネットの書き込みを色々と調べてみると、同じような状況になっている子がいる(いた)ようで、親が悩みを書いているんですね。
相談内容がうちと同じ~!
と思って、皆さんの意見を読んでいると・・・
・大学受験のように自分で考えて行動できる子は少ない、周りの声掛けで動いている場合が多い
・クラス落ちしたら辞めるという条件・約束をし、出来なかったら塾をきっぱりやめる
・このようなタイプは中高一貫に入っても苦労する
・中学受験をすると決めたなら何があってもやり通すくらい、親が腹をくくれ
・平気で約束を破る毎日なら、さらに今後の生活環境が悪化する
・単純な甘やかし、わがまま
・なるようにしかならない
・受験が近づけばやる気が出るかもと待ち続けるのは難しい
・ずっと親がお尻を叩き続けて合格したとしても、その後自立しない
・小さなやる気をほめて伸ばしてあげる
・結局は親が受験をさせたくてダラダラやらせているだけ
・親が受験をやめる勇気がないだけ
・こうやって約束を守れない子に育てた親に責任がある
・ここで意見を聞いて、うちも同じですと気休めを言ってほしいのか
様々な意見がありました。
厳しい意見もあれば、うちもそうでした~、男の子はこういう子多いですよ、やっぱり中学で苦労しましたなど、体験談もあり、幅広い声を聴けたような気持ちでした。
やり方を間違えてきたかもと自己嫌悪
私が書き込みをしたのではありませんでしたが、同じような子供の悩みをもつ親に対して、こう思うんだ・・・と半分ショックも。
冷静に考えると、色々と思うところがありました。
・ここまでやってきたのだから頑張ってほしい
・ここで嫌なことから逃げないで乗り越えてほしい
・もしかして、日能研に通っているというステータスにひたっているだけ?
(小学校で勉強面で困らないから)
・周囲の目も気になってやめられないのでは?
・親子バトル、塾へ行かない日がありつつもダラダラ続けられるという甘さを作ってしまった私が悪い
・「次は頑張る」という言葉に振り回された馬鹿な親
自分なりにその時、その時で必死に子育てをしてきたので「育て方を間違えた」という否定的なことではありませんが、やり方は他にも色々とあったかなと思っています。
親子の関係に正解なんてないですし、親も子育て方法を誰に教えてもらうわけでもなく、試行錯誤の日々。
連日、夫婦で話し合い、悩んでいました。
中学受験と精神年齢の低さ
男の子は基本的に幼い、精神年齢が低いと言われていますが、中学受験となるとよっぽどの目標や意識がないとただ辛いだけです。
普段からまじめじゃないよ~、おふざけばかりよ~という子でも、志望校を目指してやるべき時はやる!という行動力があります。
息子のように精神年齢が低く、甘さがあればそれだけ嫌なことに直面した時、逃げモードになるのも当たり前かもしれません。
国語の読解でも、精神年齢が低い男の子は恋愛物語の理解がしにくく不利だと聞いたことがありますが、それ以外の教科でも勉強態度でもやっぱり壁が大きいですね。
いつまでも精神年齢が低いかどうかはわかりませんが、早くに中学受験をさせて面倒見のよい中高一貫に入った方がいいのかもという思いと、ある程度落ち着いた中学生になってから高校受験にした方がいいのかもという思いが交錯していました。
このままダラダラ続けて面倒見のよい中高一貫に入っても、自立せず、どっちにしても苦労しそうですし、ゴネていればなんとかなる、やる気がある時だけやればよいなどの考えや態度が改善されなくては困りますし、頭の問題ではなく人間性の方が大事です。
高校受験で勉強に向き合わなかったとしても、それも自分で決めた子供の人生。
その時その時で悩んで対応してきたつもりですが、さすがにもう親としてもこのままでいようとは思っていません。
本当に何か一生懸命、夢中になれることが出来た時に全力で応援してあげたいですね。
我が家の愚痴ブログですみません。