学校の先生たちからの「贈る言葉」は重みを感じ励みになる

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卒業式や進級の時に学校の先生から「贈る言葉」として、たくさんのメッセージを今までいただいてきました。

学校の先生だからこそ、言葉の重みに感じるものがあり、今まで私も節目に感動した覚えがありますが、忙しい日々でずっと心に残っていないことがもったいなかったなと、今になって思います。

その時に先生からいただいた文面が残っていれば・・・と、この歳になって思うようになりました。

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目次

先生からいただいた「贈る言葉」を大事にしたい

小学5年生の息子が担任の先生からいただいた年賀状

息子は小学校5年生、中学受験を目指して日能研へ通っています。

学校では中学受験をする子が少ないため、みんな隠して塾へ通っていますが、色々と生活行動に問題がある息子なので、担任の先生には話をし、とてもお世話になっています。

今年、息子の担任2年目の先生から年賀状ををいただき、手書きでコメントが書いてありました。

「一つのことを成し遂げるには、全てを全力で。」


うぅ・・・私の方がなんだか感動しちゃいました。

きっと、学校の勉強ができても、生活態度やお友達関係で不器用な息子に、先生から受験の応援をしていただけているのかなと・・・。

このようなこと↓↓↓をしでかしてしまう子なので・・・。


息子も、このコメントから読み取れるものがあったようで、年賀状を机のシートに挟んでいつでも見れるように大事にしています。

昨年のニュースで見た先生から卒業生へ「最後の時間割」

昨年の春、ニュースで話題になったある先生からの「最後の時間割」に感動しました。

1(時間後) 最高の卒業式にしよう!
2(日後) 高校入試頑張れ!
3(週間後) ここまでは中学生です
4(年後) 東京オリンピック!誰がでるかな?
5(年後) 成人式で会いましょう!
     宿題 幸せになりなさい


インパクトあるメッセージで、こういう生徒想いの先生が担任だった生徒たちは、幸せな時を過ごしたんだなと思います。

何十年も前の担任の言葉

私が小学校6年生になった時の担任は、ミニバスケットクラブのコーチでものすごく怖くて、いつも竹刀を持っていました。

担任発表で分かった時には、クラス全員で

「え”~~~!!いやだぁ~!」

と大ブーイングだったんですよね。

でも、実際はものすごくメリハリがあり、怖いだけの先生ではないことが子供心にわかって、クラスの団結力があったのも先生の指導だったんだなと思います。


今思えば、小学校6年生の道徳の授業ですごい経験をしました。

「6年生くらいなら、字幕で洋画も見れるだろう。」


と、視聴覚教室で映画鑑賞会になったんです。

初めてみた洋画が、「インディージョーンズのシリーズ」でした。

出演:ハリソン フォード, 出演:ショーン コネリー, 出演:デンホルム エリオット, 出演:リバー フェニックス, 出演:アリソン ドゥーディ, 出演:ジョン リス=デイビス, 出演:ジュリアン クローバー, 出演:マイケル バーン, 出演:ケヴォルク マリキャン, 出演:ロバート エディソン, Writer:ジェフリー ボーム, Writer:クリス コロンバス, Writer:メノ メイエス, 監督:スティーブン スピルバーグ, プロデュース:ロバート ワッツ


もうひとつが、「ロッキー」。

ボクシングの映画でした。当時の記憶は、バリバリ殴り合っていた映画なんだけど・・・としか覚えていません。今思えば、完全に先生の趣味ですよね(笑)


教育にゆとりがあった時代だな~、昭和の時代だな~と思います。

そんなぶっとんだ担任の先生から、卒業時の学級通信に「贈る言葉」が書いてありました。

母が、

「先生がとってもいいこと言っていたよ」

と、大事にその手紙をとっておいてくれたのをふと思い出したんです。


もう30年近くも前なんですけどね。

先生からの言葉にはこのようなことが書かれていました。

「これから君たちは、自分の力で新しい道を切り開いていくわけですが、ぜひ一つは自分で熱中できるものを見つけ、それを続けていって欲しいと思います。」

(先生は登山に夢中になり、たくさんの経験をしてきていました。1つの目標に向かって過ごした学生時代が幸せで貴重だったそうです。)

「君たちにも『経験』という貴重な財産を、これからもどんどん増やしていって欲しいと思います。」

「先生にとってこのクラスは大好きなクラスであるとともに、尊敬できるクラスでもありました。
それは、とても思いやりのある人が多いクラスだったからです。
他人の痛みを想像できない人間が最低だと先生は思います。
自分の能力を伸ばすこととともに、その心を忘れないで前進していって欲しいと願っています。」

ひとの生命を愛せない者に、自分の生命を愛せるわけはない。(吉川 英治)


私の小学校の担任の先生からの「贈る言葉」は、この歳になってじ~んと感じるものがあります。

わたし

まぁ、歳をとったからですね(笑)


若くて自分のことで精いっぱいの時なんて過去を振り返ることもなかったですし・・・あぁ、しみじみするなんてやっぱり歳だわ。

当時、6年生だった私には現実的なことが何もわからない年でしたし、今の自分のことだけでいっぱいいっぱいで言葉の重みも感じませんでした。

先生たちからの贈る言葉の重み

今、子供たちが小学校生活を過ごし、これからもたくさんの先生方に出会っていきます。

小学校でも学年によっては学級崩壊になったり、万引きや恐喝のようなことをしてしまう子もいます。


先生が経験してきたこと、子供たちに伝えたいこと、文字に残っていなければ「言葉」は消えてしまいますが、とても貴重なものなんだなと思いました。


校長先生の話が長いな~と、ぼ~っとしていた時期もありましたが、大人になり、人に興味を持つようになってからは、少しずつ「メッセージ」について受け入れるようになったかなと思います。

先生からの「言葉」は子供たちにとってどこまで受け入れ、感じ取れるかはそれぞれですが、親になった今の私でも、じ~んと重みがあるなと感じます。

子供に時折、話をしてみようと思います。

ありがとうございました♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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