日能研全部かどうかはわかりませんが、5年生の前期からある程度の偏差値(58?60?)くらいの子に声がかかるという難関研究講座というものがあります。
5年生前期に声がかかる子は、4年生後期の成績結果により、5年生後期に声がかかる子は、5年生前期の成績で手紙がきます。
息子は、5年生前期には声がかからず、Gクラスの中でも何人かの子は「難関研究講座」へ行っていました。
難関研究講座をお休みする理由
難関研究講座ではどんなことをするの?
いつも通塾している校舎ではなく、受講会場がいくつか決まっていて、色々な校舎から集合して授業があります。
しかも、日曜日の午前中に難関研究講座の授業をし、午後にカリテ、公開模試、思考力育成テストなどをそのまま受けてから解散という流れです。
土曜日の模試類を日曜日の午後に自動的に後日受験となるんですね。
授業は70分が2コマ、朝からお昼をまたいで午後テストで1日がかりです。
教材費込みで9月~12月まで全12回で38,880円。(2016年情報)
授業では難関校の過去問をグループワークで解いたり、自分で解いたりしているようです。
参加してみた息子の状態
5年生の夏休みに「難関研究講座」のお手紙をいただき、本人の希望で申し込みました。
校舎がちょっと遠いため、車で40分くらいの場所です。
なぜか、緊張しまくりの息子。
午後に受けたテストも、いつも
「なんだかすごく緊張した・・・」
と、雰囲気が違うからか、やけに緊張していた様子なんです。
しかし・・・緊張していただけが原因ではないと思うのですが、成績が下降する一方に。
あれれれ?難関研究でパワーアップするはずが、パワーダウンしているじゃな~い!
親が気になる点として、
・カリテが日曜日になるため、土曜日もカリテの勉強をしていた。
(いつも土曜日にカリテなどを受けると、日曜日にテストの復習や、次の回に向かっての金曜日授業の復習ができていた)
・日曜日がへとへとになり、帰ってきてからやることがどっさりとなって、ペースが狂ってきた。
・往復の時間がちょっともったいない。
・ただでさえ、時間の使い方が下手なのにちょっと無理がでてきたかも。
(月1回の栄光ゼミナールのサイエンスラボもやめることになったくらいだし・・・)
など、息子自身に余裕がなくなってきました。
塾の先生と面談し、相談した結果
相変わらず国語で足を引っ張り、成績も下降しているため、難関研究講座に行っている場合ではないのではないか?
という家族での話になりました。
息子自身は、できることなら続けて参加したい気持ちもあるけど、やっぱり大変。国語の勉強もしなきゃいけないと思っている。
という意見。
私たち夫婦と塾の先生でお話ししたのですが、塾側は、
「難関研究講座では、他のお友達の考え方を知る機会にもなるし、刺激もあって自信にもなる。塾へ行っている間は少なくとも勉強をしている。」
というようなことでした。
そこで、また家族会議をし、
確かに、息子は自分勝手な部分もあるから他のお友達の考え方から学ぶこともしてほしいという気持ちもあるけど、物理的にちょっと厳しいこと、成績に余裕がなくなってきたこと、6年生になったら嫌でも過去問どっさりやるから、今はやっぱり基礎作りをしなきゃ、お金も払っっちゃっているし、辞める方向にしようか。
ということに決定。
というわけで、3回しか難関研究講座へ行っていませんが、お休みするという形にし、授業で使用したプリント類は塾からいただいています。
子供の状態をみて臨機応変に
あぁ~、せっかくいただいたチャンスだし、お金も払っているけど・・・今が無理と思っている状態で何が正解なんてわからないし・・・。
6年生になったら、授業はもっと増えるし、テストもたくさんあるし、過去問どっさりだし、今、これくらいで挫折している場合じゃないのもわかっています。
しかも、実際にそれをやりこなしている子たちがたくさんいる中で、時間が上手く作れない息子。
やる気がある時はサクッとやるけど、完全に気分の問題。
とりあえず、時間だけがどんどん過ぎて行っちゃいますね。
まずは、1つ1つ、カリテや公開模試に向けて進んでいこうと思っています。