いきなり立方体や積み木を積んだ斜め角度から見た絵を描いてと言われて、しっかり描ける子は絵心があるからでしょうか?
立体図形はなかなか大人でも難しいですよね。
しかも、立体が積み重なっていたり、一部分が欠けたり、回転させた図を想像したり、立体の中にまた何か空洞があったり・・・。
私にはムリ~!
と、この歳になると特に描けなくて困ることはないのですが、子供たちにとってはある程度、描けないといけない時がやってきます。特に中学受験を考えているならば、避けて通れない道ですね。
中学受験なら描けるようにしておきたい
成長するうちにいつか描けるかどうか・・・
う~ん・・・、子供の視点や描くことがもともと好きな子か、分かれ道のポイントはいくつかありそうです。
中学受験ではスラスラっと立体図形が描けないと困る時がきます。
立方体を切った時の断面、三角錐、円錐、三角柱、直方体・・・問題に絵が描いてあり、書き込みができれば困ることがないかもしれませんが、やっぱり空間認識力も必要になるので、描けるようになっておいた方がよいでしょう!
ポイントはコツを知ることが大事
立体図形を描くためには、ポイントがあるんですよね。
平行四辺形、四角形の組み合わせなのですが、奥行き、長さ、角度を押さえないとゆがんだ図形になってしまいます。
小学校3年生の娘が、立方体の積み木を積んで見ながら描いていました。
描きたいことはよ~くわかるし、初めてにしてはいいんじゃない!
でも、やっぱりゆがんでしまって、自分でもどこを直せばいいのかわからないということでした。
私も苦手なので、上手に描く自信はありません・・・。
教えることも出来ないので、
自分でなんとか習得して~!
と思っても、そんなアドバイスじゃ、子供もわざわざ描こうとしませんよね。
そんな時に、遊び感覚で立体図形を描く練習本に出会いました。
この本は知る人ぞ知る?なのか、結構、有名らしく前から気になっていたんです。
中身が気になっていたので、本屋さんで見つけて、中身を確認してから購入しました。
レベル的には、1つの立方体を色々な角度から見た図形から始まり、初級編、中級編、上級編、天才編と難易度があがる例題が掲載されています。
点描写でマネをしながら描く
子供に見本の通りに真似をしながら描いてもらうのが近道です。
この本は、左側に点が並んでいるところに見本の絵が描いてあり、同じように右側のページで位置を確認しながら真似をします。
勝手に本の中身を画像で載せてはいけないかなと思い、わかりにくい説明でごめんなさい。
簡単に言うと、
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こういう点が並んでいるところに、立体図形が描かれているので、右側のページで同じように写すということから練習するんですね。
わかりやすい見本がありました!!!
アマゾンには中身の詳細が少し掲載されているので、参考にしてください。
なので、子供は遊び感覚で写しながら、自分で描いてみよう思うみたいで、白い紙にも描くようになりました。
必要に迫られた特訓じゃないので、自由に描こうと思ううちに子供にやらせるといいかも!
立体感覚は小さい頃から身につけたい
こういう点描写って、実は小学校受験でもあるんですよね。
立体ではありませんでしたが、平面図形でこの点描写を使って左右対称の図形を描くという問題を見たことがあります。
小学校受験を目指していたわけではないのですが、低学年まで頭が柔らかくなりそうな問題が多かったので、たまに自宅でやっていました。
私自身は立体空間が苦手で、母は大根を切って切り口の断面図の形を一生懸命説明してくれたけど・・・想像できずに苦戦していたなぁ(笑)
そんなこんなで、子供たちには遊びながら立体感覚が少しでもつくといいなと思っていました。
立体感覚を育てるおすすめ知育玩具
息子は小学生になってずっと立体パズルで遊んでいました。もともと空間認識力は高かったのですが、遊びながら立体感覚が身についていたようです。
中学受験勉強の合間にも気分転換でいじっていた知育玩具を紹介しますね。
楽しみながら学びたい
日能研の4年生夏期特別講座で展開図や立体図形がありましたが、日能研5年生前半では、まだ立体図形がそんなにでてきていません。
今後、自分で立体図形を描く機会があるのか、入試問題ででてくるのか、まだわかりませんが、ある程度は描けるようにしておきたいですね。
子供がお絵描き感覚で楽しみながらやってくれればラッキーです!