4年生になると、本格的に日本の地理が始まり、日本地図と仲良くしなくてはいけない時期に突入しますね。
日本地図に興味がある子もいれば、ふ~んとまったく興味がない子もいます。
でも、都道府県名は覚えなきゃいけない!!
丸暗記をして覚えるよりも、楽しみながら身につけ、都道府県に関係する特産・名産・観光名所など身近に感じられる学び方をしたいものです。
子供が社会を習ってから丸暗記をするよりも、少しずつ知っていてほしいなと思い、普段から遊び感覚で日本地図に関わるようにしてきました。
旅行に行きながら、地図を一緒に見たり、湖の名前を覚えたり、新幹線の駅を一緒に言ってみたり。
子供なんて興味がなければすぐに忘れてしまいますが、それでも思い出話をしつつ、ちょっと関連性を持つことで、後になってから役立つことがあるかもしれません。
社会は日本地図・都道府県を学べるグッズ
日本地図・都道府県のパズル、すごろく
子供たちが小さい頃からパズル感覚で使っていたのが「くもんの日本地図パズル」。
地方別に色分けしているタイプと全都道府県が真っ白のパズルの2種類入っています。わが家のものは、旧モデルです。
旧モデルは、パズルに文字はなく、自分で付属でついている都道府県名のシールを貼りましたが、新モデルはパズルに都道府県名が印刷されているようですね。
中学受験では、都道府県の形をさかさまにしたり、ななめにされて出題されることもあります。
なので、都道府県名の文字を隠したい場合は、目隠しシール(付属)を貼って使うようです。
これで位置関係や距離、日本の形がわかっちゃいます。
折り畳み式になっているので、半分にして中にパズルを収納できます。
これはありがたい!
この商品ロングセラーですね。ひらがなシールもついていて、対象年齢は5才からとなっています。(小さい子はお口に入れないようにご注意ください。)
遊び感覚といえば、日本旅行版のゲームで遊びながら学ぶのも面白いです。
子供だけで遊ぶのも楽しいですが、親子でやることで、子供の知識の幅も広がるかと思います。
すごろくと言えば任天堂スイッチのゲームソフト「桃太郎電鉄」
日本全国すごろくの旅ゲームと言えば、「桃鉄」!
日本全国を大移動するゲームで、あっという間に地名を覚えちゃいます。
日本地図、各地の名産品を遊びながら学べる桃鉄は、昔から人気もあり、有名ですね。
今では、任天堂スイッチでソフトが発売されています。
公式ブックとあわせて子供が興味を持ってくれると、吸収力は抜群ですね。
低学年から使える絵本
絵本からお勉強まで日本の地理に関する本もいっぱい!
私なんて、都道府県をさかさまにされてしまったら、もう何県かわからない。
都道府県の形を面白い特徴でとらえているのがこちら。
きりかぶ、野菜、生き物、乗り物などの形を使って、特徴をとらえて覚えよう!みたいな、ちょっとこじつけ感がありますが(笑)面白いんです。
「〇〇のかたちは△△県!」
特産物や有名な物も書いてあるのですが、ぜ~んぶ平仮名なので、イラスト入りの絵本感覚で親子楽しめます。
都道府県かるた
リズミカルな読み上げで、遊びながら楽しく学べる都道府県かるたです。
読み上げてくれる専用のウェブサイトと連動しているので、読み手がいなくてもOKなのは嬉しいところ。
我が子たちの時にはなかったのですが、これはいいなと思ったグッズです。
ギャグあり漫画で爆笑の都道府県?
小学生はギャグが好きですよね。漫画部分だけなら読む!という子には拾い読みから始めても、いつかは知識が蓄積されます。
学年だったり、兄弟姉妹に影響されたり、子供はどこでスイッチが入るかわかりません。
情報量が多いので、調べ学習にも使えますね。
10才までに覚えたいシリーズの都道府県バージョンです。
キャラクターと漫画で学ぶ
今の学習漫画は読みやすく、キャラクターものも出版されているので、子供にとって取りかかるためのハードルが下がると思います。
ギャグマンガのように笑える漫画ではありませんが、都道府県を覚えられない、丸暗記は嫌だ、少しずつ知りたい・・・など、子供自身が少しでも興味を持つきっかけにはなるかな・・・。
えっ?面白そう!クイズやドリルも楽しく学べる
クイズ形式も楽しいですね。
子供たちに大人気のにゃんこ大戦争まで、日本の地図の勉強に登場です!
監修は、筑波大学附属小学校で社会を専門に教えている先生ということで、ポイントをおさえた内容です。
すみっコぐらしのドリルは、イラストに癒されます。ちょっとした挿絵が子供にとっても敷居が下がって、やりやすいですよね。
水をかけると答えが!お風呂で学ぶポスター
お風呂の時間は、子供にとっては遊びの延長。
それならば!お風呂のお湯を使って学べるお風呂用ポスターで、日本のことを覚えちゃいましょう。
改まって暗記するより、小さい頃から少しずつ覚えて欲しい!!
シート4枚なので、お風呂の壁面の面積がちょっと心配ですが・・・すごい人気はあるようなので、気になります!
中学受験を意識した地理の勉強
中学受験モードに突入すると、細かく覚えていかなくてはならない地理。
我が家で大活躍したのが、サピックスの地理カードですね。
繰り返しベッドでゴロゴロしながらやっていました。
そして、お子さんたちが次々に東大へ入学した佐藤ママが推薦しているのが「るるぶ」シリーズです。
るるぶと言えば、旅行ガイドブック!
今や、子供向けの日本地理学習で大活躍しているんです。
読み物としても面白いです。
そして、インプットができたら、次はアウトプット!
白地図の出番です。
白地図についての詳細は過去記事を参照してください。
買い物・料理をしながら野菜や魚の情報を!
地理は、私たちにとって身近なことがたくさんあります。
スーパーで買い物をするだけで、野菜の産地、旬の時期、種類、肉や魚の産地や輸入品まで。
しかも、個体識別番号のことや、養殖について、販売、利益、生産のしくみ、値引き商品の計算、和食・洋食・中華のジャンル分け、食品の成分表示、お米の種類、お金の計算、キャッシュレス・・・
もう、スーパーで親子の会話をしているうちにたくさんのことが学べちゃいます。
おうちでスーパーのチラシを見るだけでも、キャベツ、きゅうりなどの産地がよくわかりますよね。
料理しながらでも、買い物しながらでも、親子で少し目線を変えて身近な話題になると面白いと思います。
まとめ
日本の地理、地図関連だけでもかなりたくさんのものがありますね。
どれも工夫されているので面白いです。
一番理想なことは、自分で旅行することではありますが、現実なかなか厳しい~。
でも、おじいちゃんおばあちゃんが住んでいる所、仲の良いお友達が夏休みにどこへ帰省しているのか、自分が行ったことがあるところはどこなのか、ゆるキャラはどこの地域のことなのか、お土産でもらったお菓子はどこのものなのか、スーパーで売っている野菜や果物はどこが産地なのか、自分が住んでいる場所以外にも関わるところがいっぱいあります。
都道府県を覚えることで地理の世界が広がります。そしてさらに気候や地形、特産物、農産物、工業、産業・・・深く掘り下げていく勉強を子供たちに学習してもらいたいと思います。