ずっと気になっていた親向けの本がありつつスルーしていたのですが、やっと手に入れて読みました。
本屋さんではなかなか見つけられず、アマゾンで購入。
タイトルからしてストレートでものすごく気になりませんか?
「小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方 7つのツール」
「偏差値が届かなくても受かる子、充分でも落ちる子 必ず合格できる学び方と7つのルール」
中学受験の親向けの本は早めに読みたい
中学受験は家族単位で結構、孤独
中学受験の親向けの本はたくさんありますが、興味がある人とない人にわかれるようですね。
私は「興味あり」です(笑)
情報に振り回される、読んでいても実践できない、自分の子に当てはまらない・・・そういう思いもないわけではないですが、先が見えない分、知っている知らなかったでは、違うと思うんですね。
特に、私の周囲では中学受験の話ができるママ友もおらず、〇〇年前に私が中学受験した時の親の経験談だけなので、自分で拾い集めないと情報が入ってきません。
家族単位での受験勉強なので、結構孤独ですよね。
きっぱりさっぱりで煩わしさもないので、それもいいのかもしれませんが、子供が今の状態で突っ走り、このままでいいのかな?と思うことは多々あります。
2種類の7つのルール
こちらが第一弾です。
4科目の具体的対策がまとまっています。
きっと子供たちには塾がお話してくれていることでもあると思いますが、意識してやっている子はいないけど、大事な内容という感じです。
親がこの本を読んで、子供の様子をチェックする、やり方としてアドバイスするのにわかりやすく具体例が書いてあるので、意識して取り入れてきたい内容。
「即効性アリ!6年生で成績が伸び悩んだり、急落した時の学習法」「6年生で伸びるための5年生での学び方」という項目から「最後の最後まで伸びる!受験直前の取り組み方」と、幅広いですが、まとまっています。
塾の先生と時間を気にせずじっくり面談をしつつ具体的な話をしたら、こういう内容がでてくるだろうなというイメージですね。
著者のakiraさんが塾での教室責任者、大手進学塾の現役室長としての経験から得たノウハウということなので、要点がズバリ!
そして、第2弾として偏差値を軸にしたデータや学習のアドバイスについての本がでています。
偏差値は子供の成績が数字としてバッチリ視覚化され、それをもとに志望校を決めるという現実的なもの。
受ける模試、受験した子の人数や層など色々な違いはありますが、親子で一喜一憂しながら受験本番までついてまわるものです。
偏差値から見た各科目のアドバイスがありますが、偏差値に関係なく上位校でも中堅校でも1つ1つやるべきこと、注意すべきことはどれも大事なように思えます。
ただ、「これをやれば偏差値があがるよ」という簡単なものではありませんので、本に書かれていることを1つの材料として意識していけるようになれば、底力もパワーアップするような気がしますね。
息子を見ていても、テストで結果がでない原因がここにあるぞと指導されているようです(笑)
この本にも書いてあるように「入試は点数争いではなく順位争い」。
2冊の本を通して、完璧に実践できないとしても、ドタバタした毎日の中でふと読み返して、「あぁ、ここを注意した方がいいな」と思ったり、「6年生までにこういうところを定着させないとな」と思いなおすためにも、よくまとまっている心強い本だと思います。
親ばかり頑張ってもダメなんですけどねぇ。
うまく子供を誘導することが難しいです。