日能研公開模試の語彙問題でことごとく全滅した息子。
私自身も「こういう意味だよ」と、言葉の意味や使い方をはっきり教えられず、なんとなくこんな感じ・・・としか言えない状態。
言葉の単語は漢字と発音だけ覚えても文章の流れで雰囲気がわからないと読解にも影響しますよね。
やっと子供自身が自分から読む語彙力の本を見つけた
入塾前に気にし始めて買った本
息子が小学校3年生くらいの時、語彙力は一気に覚えるものではないので、少しずつ増やしていかなくては・・・まずは低学年から使えるものと思い、「ちょっと難しいことば1000 ジュニア版」を買ってみました。
こちらの「ジュニア版」と書いてあるものは、低学年用に作られています。
ジュニア版と言っても、辞書みたいにとても厚さがあるのですが、昔でいう、わら半紙みたいな紙で、
「どれとどれがつながるかな?」
と、言葉と意味を線でつなぐ問題がたくさん載っています。
今は改訂版が出版されているようですね。
柔らかい字体で読みやすいと思い、購入しました。
息子の食いつきが悪かった・・・
上の段の言葉と下の段の意味を線でつなぐ問題形式なのですが、何一つわからない息子にとっては頭に入らないようでした。
確かに・・・確認の意味で使用するにはよいと思いますが、答えをちらちら見ながらやっても、すんなり受け入れにくく、時間もかかります。
そして、この本はそのまま本棚で眠っていました。
「10才までに覚えておきたい」と書いてあるとついつい焦りますが、丸暗記というものでもないので、お子さんにあうもので進めた方が効率がよいかもしれません。わが家には使いこなせませんでした。
日能研入塾後に苦労した語彙力
でも、塾でやる国語の問題や模試ではやはり、
これ、どんな意味~?
の連発。
一回一回辞書で調べると、さらにそこからまたわからない言葉がでてきて、結局解決できないので私に聞いてくるんですよね。
入試では言葉の意味がわからないこともでる、前後の文脈から、漢字から想像するということも必要なので、とりあえず自分なりにざっくりこんな感じかな~と想像しながら読んでみて
と言っています。
日能研の個人面談でも、語彙力については相談しました。
日常の会話の中でお母さんが意識して使ってみてください。
とのこと。
えっ!?私もたいした言葉を使わずにしゃべってるし・・・
「それ、あれ、これ」ばっかりです(汗)
私が子供たちにしていることと言えば、ドラえもん、妖怪ウォッチ、ドラゴンボールでもアニメを見ながらふと、
今の言葉の意味わかった?
と聞くようにしています。
語彙って私もそうですが、的確に意味まで答えることが難しいですよね。
こんな雰囲気の時に、こんな感じで使うよ(なんとなく教える)
もっと簡単に言うと、マルの雰囲気か、バツの雰囲気で使うかでわけてみようっか。
など場面、状況でなんとなくしか教えてあげられていません。
たとえば、「かろやかに」という言葉では、私の説明では、「スキップらんらん~のように足が軽くなるような感じね」という風になっちゃいます。
息子は、想像力に欠けて、物事を現実的に受け入れがちな子なので、
「足が軽くなる」
という単語で、
骨が細くなるの?肉が取れるの?わかんない。
となってしまうんです。
英単語もそうですが、1000も単語を多く知っていたら、それは自分の力になります。
英単語の丸暗記もそれは大変なことで、ひたすら覚えるというのは苦痛なので、日常生活に取り入れてうまく活用していかなきゃなと思っていた所、その後、発売された語彙力の漫画本に息子が夢中になりました。
やっぱり子供の学習には漫画が有効なのでしょうか。。。
知っているのと知らないのでは違いがでるので、どんな方法でも身に着けてほしいと思います。
小4から気にしていた語彙力はやっぱり悩みの種
息子の語彙力の無さは中学受験を考えるようになってから危機感がありました。
有名な本だからと思い、子供に読ませようと購入したものの、息子には受け入れられず、お蔵入り。
次に分厚いものではなく、薄めの本!と思ってやり始めたのがこちら。
毎日、少しずつ説明をしながら進めていましたが、実際にわかっているかというと・・・微妙。
「物語文」シリーズ以外に「説明文」シリーズもあり、赤いシートで隠しながら進めることができます。
私の感想としては、言葉の説明を言葉でしているので、子供自身、わかっているかなぁ、結局は私が例えを使って説明して頭がグルグル~という感じです。
あまりにも読解の語彙力で困っていた部分もあったので、なんとかちょっとずつ進めました。
結局、いきついたところは「マンガ」本
たまたま本屋さんで見つけた語彙の本がありました。
「10才まで」というフレーズが人気なのでしょうか??
結構レベルが高いと思いますが・・・
これならっ!
と思って購入し、息子に渡すと、かなり食いつきました!
1つの言葉に1~2コマ漫画のようになっていて、なんとなくこんな感じなんだね~というのがわかるんです。
今まで親が例として一生懸命頭をひねって使い方を説明してきたことが全部載っているじゃないですか!!
マンガの隣には例文が1つあるので、そこに当てはめて使い方を知るという書き方がされています。
言葉だけでなく、ことわざ、慣用句、四字熟語、故事成語、カタカナの言葉・・・嬉しい限り。
結構、カタカナの言葉(クオリティー、イシュー?、カジュアル)など、説明も難しいですよね。
まぁ、漫画のイラストを見ただけで全部を理解することは難しいかもしれませんが、かなり嬉しい本です。
息子自身、自分から手に取って読むようになりました。(どこまで理解しているかはまだ未知ですが・・・)
まとめ・感想
語彙力が大事だということはよくわかりますし、小さい頃から声掛けや本の読み聞かせをしてきても、子供がどこまで習得しているか気づきませんでした。
中学受験の読解が難しいのもありますが、息子の語彙力の無さは読解がもっともっと理解不能になっている原因でもあります。
1つ1つの言葉の説明をしっかりするなんて、親としてもかなり難しいので、なんとなくの雰囲気や使い方を広げてほしいなと思っています。
もう5年生であれもこれも手をつけられる時期ではありませんので、まずはこの本を繰り返し、今までお蔵入りとなった問題を使って確認していけたらな。。。
やっぱり我が家は結局、漫画に助けられています(笑)
漫画、バンザ~イ
\(*^▽^*)/