小学生向けの学習漫画が熱いですね!!
我が家もすっかりはまり、漫画から学習することで知識の幅が広がっています。
文庫本も読んで欲しいところですが、漫画だと子供も食いつきがよく、繰り返し読むのでついつい興味がそちらへ・・・。
マンガの欠点は絵が描いてあることで、想像力が養われないということをよく聞きます。
確かにそれもあるかなと思いますが、苦手分野、知らないことのイメージをつかむ、難しい内容でもハードルを下げるという意味では小学生が笑いながら、楽しみながら学習をする!ということで、ゆるく考えればツボを押さえているなと、人気がある理由だなという気がします。
子供は漫画から学ぶことも多い
いまどきの学習漫画
昔からの定番と言えば、ドラえもんの学習漫画シリーズですよね。
国語・算数・理科・社会・体育・英語・音楽まで揃っていて漫画風で読みやすいもの、ドラえもんやのび太君がでてくるけど、ほとんど学習内容が濃いものなど様々です。
日能研や浜学園が監修しているものはやはり、中学受験を意識している内容ですしね。
我が家では他にも「かがくるBOOK サバイバル」シリーズ、「かがくるBOOK 実験対決」、まんが47都道府県研究レポート(全6巻)、歴史漫画サバイバルシリーズなど、理科・社会を中心に漫画だらけです。
中学受験の勉強でも使える算数の学習漫画
「めざせ!あしたの算数王」という学習漫画をご存知ですか??
なんと、1冊2000円もする学習漫画なんです!
買うのに悩んじゃいましたが、本屋さんで子供たちが興味を持ち、確かに内容が面白かった&算数に関する知識が身に付きそうな深いものだったので、買っちゃいました。
1巻 可能性の数、確率
2巻 比と比率
3巻 数の世界
4巻 演算の活用
5巻 演算の活用その2
6巻 図形の世界
7巻 単位の秘密
8巻 規則性を見つける
9巻 表とグラフ
10巻 立体図形の性質
こりゃぁ、気になるけど、お値段が高いよ~!!
と思いつつ、まずはお試しで1巻目を購入。
すると、子供たちから「続きが読みたい!!」とリクエストされちゃいました。
なんと小3の娘も続きが読みたいそうで、内容がわかっているのかしら?と思い、私も読んでみると・・・
ベースは漫画だけど、内容は思いっきり算数でした!
(そんな感想はいらないよ!!という声が聞こえそうですが・・・)
なんと表現してよいか迷いますが、大人が真面目に読んでも結構難しいけど、わかりやすい解説書??みたいな感じ?
リラックスして、気楽に読む内容ではないような・・・学習漫画なんだから当たり前ですが、子供たち目線の魅力があるんでしょうね。
要は、じゃんけんで勝つ確率をテーマにした漫画の解説として「勝つじゃんけんの法則」「じゃんけんの必勝戦略」「統計」などの話題を取り上げて興味もてるように工夫されていますが、内容は数字での解説という感じです。
子供たちの様子
小5息子も読んでいて「算数の解説みたいな感じでわかりやすい」と言っていました。
小3の娘は「解説部分は興味あるところしか読んでいない」と活字が多い部分はすっとばし状態で読んでいました。
2巻目は比率がテーマなのですが、「ドレミファソラシド」の音階にも比率が関係しているという内容を子供たちは私に教えてくれました。
古代ギリシャの数学者ピタゴラスが音階と弦の長さに関係があることを見つけ、音階を作ったという内容で、身近な話題をからませての内容は、やはり上手いな・・・と思います。
算数に興味がない小3くらいの子はちょっと理解しにくいと思いますが、算数オリンピックをやっているようなお子さんには学べる部分があるんじゃないかなと思います。
といっても、娘は時折、読んでいたようで、小6の中学受験時には、
「算数王の漫画に書いてあったよ」
という話をちらほらしていました。親が知らないところで、知識を身につけていたようです。
長年使えて、知識も母より身について嬉しいけど、1冊2000円はやっぱり、お高いわ~(笑)
算数の学習漫画は他にもシリーズがあるよ
算数の学習漫画は他にもありますが、やはり数は少ないですね。
中でも、ロングセラーなのがドラえもんシリーズです。
こちらも、ドラえもんといっても、漫画より学習面の要素が強いので、子供がどこまで興味を持てるか・・・
興味がある部分だけでも拾い読みしてくれればいいかなと思っています。
中学受験には、単元別の「攻略BON」シリーズもおすすめです。