小5の息子が2018年の中学受験を目指して日能研に通塾中ですが、わからないことが増えてきたため、今さらながらですが小学生の「理科・社会の参考書」について検討しました。
塾のテキストや資料集だけではわかりにくい部分や知識の幅を広げるため、入試直前に見直すためにも使える参考書はどれにしようかと子供と一緒に再検討。
問題を解くというよりも、理科・社会の内容を理解したい、わかりにくいところを補強したいための参考書選びです。
目標は自分で作っていく参考書
とりあえず「自由自在」と「?はてなに答える!」小学シリーズの二択で比較
本屋さんで主に並んでいる参考書と言えば、「自由自在(高学年)」「?はてなに答える!」「応用自在」「小学総合的研究わかる」の4冊がメジャーなようですね。
?に答える! 小学社会 (教科書の基礎から入試対策まで。小学3~6年 小学パーフェクトコース)
口コミを見ても、どれも評判が良いのでさらに迷う迷う・・・。
本屋さんで見比べても、かなり悩みました。
4年生の時から、
理科は「?はてなに答える!」、
社会は「自由自在(高学年)」
を持っていたのですが、実際に使ってみて&今後のことを考えて、4冊を見比べてみようかなと思いました。
そこで社会については、1つのキーワードを決めて4冊を比較してみることに。
日能研で習った時の社会の単元にあった、「排他的経済水域」という言葉で、どういう説明が書いてあるのか??
私自身も、未知のことが多いので図が多くて、説明もしっかり載っていてわかりやすい参考書が希望です。
比較してみると、学研の「?はてなに答える!」が一番わかりやすいな~という印象。
・説明の文章の中にキーワードがあるというより、キーワードごとに説明
・量が豊富
・さくっとガイドとして随所にポイントが書いてある
・図鑑のようで読みやすい
・下部分にコラムとして「まめ知識」「くわしく」が興味深い
・学習指導要領対応、小学3~6年生対応なので兄弟でも使える
絵的にもかわいい感じの参考書なので、中学受験で大丈夫なのかな?とちょっと頭をよぎりましたが、大人が読んでも読みやすくて、ついつい興味がでて次々とパラパラ進めちゃいます。
子供に何か質問されても、親が子供に質問するにしても、用語集なので1つ1つの言葉がわかりやすく、ありがたい参考書だなと感じました。
もちろん、お子さん自身が読んでもわかりやすいです。
自由自在は、3、4年生用と高学年用にわかれているため、塾で4年生に習ってきたことが自由自在の高学年では省略されている部分もあります。
今の中学受験では、幅広い知識というか雑学?までといろいろな角度からみた情報やニュースにでてくる内容なども関連してでてくるので、今と昔の生活やごみ処理や暮らし、リサイクルのことまで1冊にまとまっている学研の「?はてなに答える!」小学社会がとっても使いやすいかなと思いました。
関連する用語のページも書いてあり、後続組の参考書なのでよくできているなという感じがします。
ただ、他の参考書のように問題は一切ありませんので、調べることが目的となりますね。
自由自在(高学年)は昔からのロングセラーで、コンパクトに情報ぎっしりタイプです。
まとまっていてよい部分もあるのですが、もともとが文章ばかりでやっぱりわかりにくいかも・・・。
たとえば、坂東太郎、筑紫次郎、四国三郎については文と文の間に小さく補助説明として書かれてあって見にくい・・・
他にも補足部分的なものが文章の間に挟まっているんですね。
しかし工業地帯などの分野は、「?はてなに答える!」ではサラッとした説明ですが、「自由自在」はやはり一歩踏み込んだ内容でグラフを多く利用して詳しく載っています。
入試対策用に特化しているので、他にも奥深い説明はあちこちにありました。
というわけで、我が家は「?はてなに答える!」社会が読み物というか、私自身が気に入ったので購入し、もともとあった「自由自在」と2冊持ちとなりました。
入試直前まで使うために
6年生になった時に参考書はどういう使い方になるのかまだ検討もつかず、みなさんのブログを見ていても入試直前に何を見返しているのかイマイチわからず・・・。
理科では他塾のおうちでも日能研のメモチェに塾で習ったことを補っていき、自分用参考書として入試直前に使うという話を聞いたことがありました。
とりあえず、理科・社会に関しては「?はてなに答える!」にどんどん書き込んで、塾で習ったことなどを補っていき、後で復習・見返しができるようにしようかなと考えています。
用語集ですので、補足をしていってつながりを作っていけたらと思いますが、すでに用語がものすごい量・・・圧倒されてしまいます・・・。
まとめ
以前、
>>中学受験の勉強に必要な理科の参考書選びはレベルが様々で難しい
でも書きましたが、「?はてなに答える!」理科は図鑑的な部分もあり、キーワードが順番に載っている形なので、一見、難関校には物足りないかも?という気もします。
しかし、「自由自在」理科は苦手な分野だったり、親があまり理解していないところだと説明がやっぱり難しい~。
基本を押さえたいか、子供が興味あるか、調べてみようと思うのはどちらか、実際に見比べてみないとわかりませんね。
息子は、どっちの参考書でもいいとそっけない態度でいました。
しかし、使っている状況を見ていると、日食や月食の話で「?はてなに答える!」理科がとてもわかりやすかったようで、自分で調べる率が高いです。
どちらにしても、参考書を完璧に使いこなして覚えるということはとてつもなく大変なこと(できたら怖いものなしですよね・・)で、出来る限り覚えてほしい物ですが、苦手なところ、わかりにくいところが絵や説明を見てわかりやすい、もっと深く情報が知りたいなど、親子で見比べてみることをおススメしたいと思います。
もちろん、子供自身が何冊も参考書を使いこなすことはなかなかできないと思いますので、私自身は自由自在も見つつ、いいとこどりをしていって親も勉強ですね。
そんなにできるのか~?という突っ込みが自分自身にもありますが(笑)
中学受験を考えていない小3になる妹もいますので、小3からの「?はてなに答える!」理科・社会は長く使えそうです。